ー新築建売 不動産屋のマメ知識ー

☑規格住宅がどんな住宅なのかを知りたい方
☑注文住宅や建売住宅との違いを知りたい方
☑規格住宅の特徴やメリット・デメリット
☑規格住宅はどんな人に向いているか
☑建売・フルオーダー・セミオーダー住宅との違い

大学卒業後、大手ハウスメーカーに住宅営業として勤務後、2019年に明和住宅へ転職。
大手ハウスメーカーと地元工務店双方を経験しているため、両側の目線での住宅提案が可能。土地も扱う明和住宅において、セミオーダー形式による注文住宅のコストカット提案等、地元工務店ならではの柔軟性を活かした営業活動を行う。
皆さんこんにちは。
明和住宅スタッフ営業担当の坂本です。
規格住宅とは、ハウスメーカーが用意したプランの中から好みの間取りや設備を選ぶ形式であり、注文住宅の一種です。フルオーダーのような完全な自由設計とは異なるものの、コストを抑えつつ、短期間で高品質な家を建てられます。
予算内で理想の住まいを実現するには、建売や自由設計との違いを正しく理解し、自分に合うかどうかを見極めることが大切です。
本記事では、規格住宅の仕組みやメリット・デメリット、向いている方、選ぶ際のポイントを詳しく解説します。
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【この記事で分かること】 |

規格住宅という言葉を聞いたことはあっても、具体的にどのような家を指すのか、他の注文住宅と何が違うのかに関しては、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、規格住宅の基本的な定義や仕組みと、建売住宅やフルオーダー住宅との違いについて解説します。
規格住宅とは、ハウスメーカーが用意したカタログやプラン集から、好みの「間取り」「外観」「設備」などを選んで組み合わせる形式の住宅です。
建材はあらかじめ規格化されており、工場で精密にカットされたものを現場で組み立てるため、安定した品質を維持することが可能です。
規格住宅では、原則として規格外の仕様変更はできません。ただし、メーカーによってパターンの豊富さや柔軟性は異なり、オプションで調整可能なケースもあります。
昨今の建築コスト高騰や、時間効率(タイパ)を重視する背景もあり、高性能でデザイン性に優れた規格住宅が注目を集めています。
住宅の種類として、規格住宅の他に、建売住宅やフルオーダー住宅、セミオーダー住宅が挙げられ、それぞれコストや設計の自由度、工期の長さなどに違いがあります。
規格住宅は「コスト」と「自由度」のバランスに優れており、建売住宅よりも自由度が高く、フルオーダー住宅よりも安価です。
建売住宅は安価ですが、自由度は基本的にはありません。また、フルオーダー住宅は自由な設計が可能である一方、コストは高い傾向があり、工期も長期間を要します。
また、規格住宅はセミオーダー住宅と比べてもやや安価な傾向があり、設計段階から含めた全体としての期間も短いため、家づくりを効率よく進めたい方に適しています。
| 規格住宅 | 建売住宅 | 注文住宅 (フルオーダー) |
セミオーダー住宅 | |
|---|---|---|---|---|
| 設計の自由度 | 選択型 | 基本なし | 完全自由 | 調整可能 |
| コスト | やや安い | 安い | 高い | やや高い |
| 工期 | 3〜4カ月 | 即入居〜3カ月 | 8〜12カ月 | 4〜6カ月 |

規格住宅は、注文住宅のような選ぶ楽しさと、無駄を省いた合理的な仕組みを兼ね備えた住まいです。最大の魅力はコストパフォーマンスの高さにあり、打ち合わせの手間を抑えられる点や、工期を短縮できる点も、忙しい現代のライフスタイルに適しています。
ここでは、規格住宅を選ぶことで得られる具体的なメリットについて詳しく解説します。
規格住宅では、規格化・大量生産された資材を優先的に活用して建築するため、注文住宅でありながら建築価格を抑えられることがメリットです。資材や設備を規格化し、まとまった数量で大量に仕入れることで、調達コストを削減しています。
また、あらかじめ基本プランが用意されていることで、設計から着工までがスムーズに進み、工期短縮によって人件費・施工費の抑制も可能です。特別な建材の取り寄せによる追加費用がほとんど発生しない点も、安さの理由となっています。
規格住宅のメリットとして、選択肢が限定されていることでオプション選びの際の予想外の支出を抑えやすく、費用が大幅に膨らむリスクが少ないことも挙げられます。
一般的な注文住宅の場合、詳細を決める過程で価格が想定しにくくなる不安がありますが、規格住宅であれば早い段階で総額を把握できるため、着実な資金計画を立てられます。比較的安価で家づくりができる透明性の高い価格体系は、規格住宅を選ぶ利点の一つといえるでしょう。
規格住宅では、決めるべき項目が整理されているため、意思決定をスピーディーに進められる点も特徴です。間取りも用意されたプランの中から選ぶ形となるため、設計・確認といった打ち合わせの回数や時間が短縮され、契約から着工までがスムーズです。
仕事や育児で忙しい世代にとって、毎週末を打ち合わせに費やす負担を軽減できる点はメリットといえるでしょう。
規格住宅は、ある程度の仕様があらかじめ決まっており、カタログや実際の完成事例を事前に参考にできるため、完成前と後でイメージのギャップを感じることが少ないです。
完成イメージを事前に把握することで、自由設計の注文住宅でありがちな「打ち合わせ時のイメージと実物が違う」というトラブルを未然に防ぐことにつながります。
また、メーカーが提供する実績豊富なプランをベースにしているため、品質や暮らしやすさにおいても高い安心感があります。

規格住宅は魅力的な選択肢ですが、あらかじめ決められた枠組みがあるからこその注意点も存在します。自由度が限られる点や、土地の形状によってはプランが適合しない制約など、後悔しないためにはデメリットも正しく把握しておくことが重要です。
ここでは、検討前に知っておきたい規格住宅の主なデメリットを詳しく解説します。
規格住宅のデメリットの一つは、基本的な仕様が決まっているため、フルオーダーやセミオーダー住宅と比較すると自由度が低くなる点です。
独創的な自分だけのデザインを実現するのは難しいのが現状です。
間取りや外観、屋根などのパーツを選択肢から選ぶ方式のため、規格外の間取り変更や、定められていない位置への窓・ドアの配置などは基本的にできません。また、仕様はハウスメーカーごとに異なり、選択肢の幅にも差があります。
家へのこだわりが強い方にとっては、自由度の低さから、希望する設備やデザインに満足できない可能性があるため、注意が必要です。
規格住宅では、コストダウンを目的に共通部材を使用することが前提となっており、その分、構造や建材の選択肢が制限される点をあらかじめ理解しておく必要があります。
例えば、特殊な工法や鉄筋コンクリート造の場合、規格外となるため対応が難しいケースがほとんどです。また、床材や壁材などに特定のこだわりがあっても、メーカーによっては追加費用を払っても導入できない場合もあります。
事前に標準仕様やオプションの選択肢を詳しく確認し、自分の希望条件と照らし合わせてチェックすることが大切です。
規格住宅は、コストを抑えるためにシンプルな形状の間取りを基本としているため、特殊な地形への対応が難しい点もデメリットといえます。
三角形や極端に細長い敷地、高低差がある土地といった変形地では、あらかじめ決められた仕様の中で建物を上手く配置できず、設計が成り立たないケースも多いです。
規格住宅をすでに所有している土地に建てる場合は、規格住宅における条件での施工が可能か、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。敷地の条件によっては建築を断念せざるを得ない可能性もあるため、注意しましょう。

規格住宅は、注文住宅の自由度と建売住宅の手軽さを両立したい方に最適です。「自分好みの住まいにしたいけれど、予算はしっかり抑えたい」という場合、規格住宅ならコストを抑えつつ、デザインや間取りへの要望を一定の範囲で叶えられます。
こだわりが強すぎず、用意されたプラン内で条件を満たせる場合には、コストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。
また、仕事や育児で忙しく、打ち合わせ時間を最小限にしたい方や、ゼロから決めるのが苦手で、プロが厳選した選択肢から選ぶスタイルを好む方にもおすすめです。
さらに、完成までの期間が短いことから、スピーディーに新生活を始めたい方にも適しています。

ここでは、理想の住まいを叶えるために必ず押さえておきたい「4つのポイント」を詳しく解説します。
規格住宅は設計の自由度が低いというデメリットがあるため、どうしても譲れないこだわりや条件がある場合には、その理想が規格住宅の枠組みの中で叶えられるかどうかを、ハウスメーカーの担当者と事前にしっかり相談しておく必要があります。
家づくりを始める際は、家族の好みや考え方に合わせ、フルオーダー住宅、セミオーダー住宅、規格住宅、建売住宅それぞれの特徴を正しく理解し、比較検討することが重要です。
具体的には、予算の総額、希望する入居時期、こだわりの度合いを整理した上で、自分たちのライフスタイルに最も適した住宅スタイルを選ぶことが大切です。
規格住宅を選ぶ際には、事前に各ハウスメーカーや工務店が提案するプランや仕様を調べ、それぞれの特徴を把握しておくこともポイントです。
インターネット上の評判や専門メディアを参考にしつつ、実際の施工実績を確認すると良いでしょう。
また、見学会や展示場へ足を運ぶことで、具体的なイメージがつかみやすくなります。事前に選択できる仕様を確認し、自分の希望と合致するかチェックすることが、納得できる家づくりには欠かせません。
規格住宅は他の住宅タイプに比べて選択肢が限られることが多いため、どの程度の変更が可能なのかを事前に必ず確認しておきましょう。
具体的には、「間取りや内装はどの範囲まで変更できるのか」「外観デザインのカスタマイズはどこまで認められるのか」といった基準などです。
特に、家へのこだわりが強い方にとっては、自由度が低いことで設備や仕様に満足できない場合もあります。そのため、ハウスメーカーが提供する規格の自由度の範囲を契約前にチェックすることが大切です。
希望が規格内で叶うのか、あるいは追加費用で対応可能なのかを見極めることが、理想の住まいを実現するために不可欠なポイントです。
規格住宅選びでは、保証やアフターサービスの内容を十分に確認することも大切です。住宅は、建てた後のメンテナンスも必須となるため、保証期間や定期点検、トラブル時の対応体制などを比較しましょう。
また、信頼できる営業担当者かどうかも見極めのポイントです。不明な点に的確に答えつつ、顧客の立場で提案してくれる担当者であれば、理想の家づくりをより現実的に進められるでしょう。

規格住宅を検討し始めると、「本当に高品質なのか」「結局いくらかかるのか」など、さまざまな疑問や不安が浮かんでくるものです。
一生に一度ともいえる大きな買い物だからこそ、不明点を解消し、納得した上で決断することが重要です。
ここでは、規格住宅を検討中の方からよく寄せられる疑問について、分かりやすくお答えします。
規格住宅の安さの理由は、徹底した効率化にあります。木材や設備を大量一括仕入れし、正方形など間取りをシンプルな形状に統一することで、材料費と建設費を削減できるのです。
また、施工方法を規格化して少人数で効率よく作業を進めることで、人件費も節約しています。土地の仕入れから施工までを自社で一括管理し、中間手数料などの不要なコストを省いているのも特徴です。
さらに、高額な広告や展示場出展を控え、インターネットや自社所有地でのモデルハウス公開によって、宣伝費の節約につなげています。規格住宅は住宅の質を維持しながら、あらゆる工程で無駄を省くことで低価格を実現しています。
規格住宅の坪単価は、50万〜90万円前後が相場です。例えば、延べ床面積30坪の住宅の場合、およそ1,500万〜3,600万円前後が目安となります。
ただし、価格はあくまで目安であり、メーカーやグレード、オプションによって異なります。
また、建物価格以外に付帯工事費や手数料、税金などの諸費用も必要となるため、それらを含めた総額で資金計画を立てることが重要です。
規格住宅は、用意されたプランから選ぶ形式で、コストを抑えつつ、一定の自由度を確保できる点が特徴です。打ち合わせの負担が少なく工期も短いため、忙しい方や早期入居を希望する方に適しています。
一方で、設計の自由度には制限があり、細部まで強いこだわりを反映させたい方にとっては、物足りなさを感じる場合もあります。そのため、規格住宅を選ぶ際は、求める条件を明確にした上で、各社のプラン内容や自由度の範囲を、事前にしっかり確認することが大切です。
なお、「規格住宅のような予算感で、注文住宅のような自由さも欲しい」という方には、明和住宅のセミオーダー住宅がおすすめです。ベースプランを活かしながら、予算内で間取りの選択や水回り設備、外壁、収納、外構などのカスタマイズが可能です。
打ち合わせの手間は最小限に抑えつつ、注文住宅のような満足感と高いコストパフォーマンスを両立した、理想の住まいを実現できます。自分に合ったスタイルを見極め、後悔のない家づくりを進めましょう。
などなど、そういったご質問もお気軽にお問い合わせください。
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住宅購入は生涯に一度の大きな決断なので、充分なリサーチと慎重な検討が大切です!
引き続き、家づくりをお楽しみください。
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