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建売住宅の賢い選び方とは?購入前にチェック!14のポイント

ー新築建売 不動産屋のマメ知識ー

建売にすればよかった

こんな悩みの方におススメ 

  ☑建売住宅購入を検討しているが
   何を基準に選べば良いのか分からない  
   と不安を抱えている方

  ☑安心して建売を購入したい方

このコラムでお伝えしたいこと 

  ☑立地面、間取・設備・デザイン面、
   お金周り面でのチェックすべき項目
  ☑購入時の判断基準を明確にし、
   後悔のない選択を!


明和住宅営業担当
坂本 祐一郎

宅地建物取引士。
静岡市出身。


大学卒業後、大手ハウスメーカーに住宅営業として勤務後、2019年に明和住宅へ転職。
大手ハウスメーカーと地元工務店双方を経験しているため、両側の目線での住宅提案が可能。土地も扱う明和住宅において、セミオーダー形式による注文住宅のコストカット提案等、地元工務店ならではの柔軟性を活かした営業活動を行う。


皆さん、こんにちは。
明和住宅スタッフ営業担当の坂本です。

「建売住宅の購入を検討しているけれど、何を基準に選べば良いのか分からない」と不安を抱えている方もいるでしょう。
この悩みは、正しい知識とポイントを押さえた「建売住宅の賢い選び方」を理解することで解決できます。

本記事では、立地から間取り・設備・デザイン、お金周りなど、建売住宅を賢く選ぶための具体的なポイントを解説します1
購入時の判断基準を明確にすることで、後悔のない選択ができるでしょう。

→建売住宅のメリット・デメリットは?購入前に抑えておきたいポイント ※参照コラム
「注文住宅と建売住宅どっちがいいの」※参照コラム


建売の賢い選び方【立地編】

建売住宅選びで特に重要なのは立地です。ここでは、日々の生活や将来の資産価値に影響する立地の選び方を解説します。

公共交通機関までの距離を確認する

日常生活の利便性や将来的な売却価値を考慮すると、駅やバス停へのアクセスは非常に重要なポイントです。
通勤・通学時間が長くなると生活の負担も増えるため、公共交通機関を日常的に利用するのであれば特に念入りに検討しましょう。

目安として、家から駅までの距離が徒歩15分以内であれば日々の利便性も高く、資産価値も下がりにくいラインといえます

また、家から駅までの道中に坂道がなく夜間も明るい環境であれば、日々の安心感にもつながります。物件情報や地図で確認するだけでなく、実際にかかる時間や道のりについて現地でチェックするのがおススメです。

ただし、静岡市などの主に電車文化ではなく車文化の地域においては駅から徒歩15分の物件は希少価値が高いため、そこにこだわりすぎて物件が見つからないなんてこともありますので注意!そういった方はバス停までの距離、そのバス停に止まるバスの便の多さなどをチェックするといいですよ。

自然災害のリスクを確認する

長期にわたって安心して暮らすためには、自然災害のリスクを事前に調査し、安全な立地を選ぶことが大切です。
具体的には、台風や地震、洪水などの自然災害による被害を逃れやすい立地を選択しましょう。

自然災害リスクを把握するには、国土交通省の「ハザードマップ」を活用して被災想定区域や避難場所を調べ、地域の歴史的な地盤情報を確認することが有効です。他にも、近年の豪雨などによる浸水の有無など、不動産営業担当者や近隣住民から情報を収集することも欠かせません。
家が浸水しないということはもちろん大事ですが、通勤路や通学路、最寄りのスーパーなどへの道が浸水してるかどうかを確認しておくのも大事なことです。家は大丈夫だったものの結局家から出られないなんてことになったら大変ですよね。

また、これらの情報は国土交通省のポータルサイトや市区町村の役場、自治体のホームページからも確認することができます。
国土交通省 ハザードマップポータルサイト(参照)


周辺の買い物施設を確認する

日常生活の利便性を高めるためには、周辺の買い物施設の有無や距離を考慮する必要があります。
スーパーマーケットやドラッグストアが徒歩圏内、もしくは車で10分程度の距離にあるかどうかをチェックすることが望ましいでしょう

これらの施設が近くにあると、日常的に必要な食料品や緊急時の医薬品をすぐに手に入れることができます。生活の利便性が大幅に向上するとともに、精神的な安心感を得られます。

また、買い物施設以外にも病院やガソリンスタンドなど、自身や家族が日常的に利用する施設が近くにあるかどうかを考慮することが大切です。

ただし、少し矛盾するようですが、そういった施設が近すぎるというのも実は大変に感じることもあります。納品のトラックが家の前をたくさん通るので少し怖く感じることがある、夜遅くまでやっているので音が気になる…などということもありますので、現地確認の際はご近所の方に聞いてみるのが一番いいと思います。
実はこれは私の実家の実体験でもあり、特に明け方早い時間帯に家のすぐ裏のスーパーマーケットの納品トラックの音やそれに関連した作業音で睡眠に影響が出たことも少なくありませんでした。周辺施設までの距離を確認することは大事ですが、そこで生活する上での実際の損得を考えるのも大事なことです。


学校までの道のりを確認する

子どものいる世帯では、学校までの通学路も確認しておきたいポイント。
特に小学生にとって、徒歩20分を超える通学路は体力的に大きな負担となります。また、不審者情報が出た場合の安全面での不安も伴います。

中学生の場合、徒歩30分程度の通学路であれば問題ないとされていますが、住宅街の中を通るかどうかや道路の交通量の多さも検討する必要があります。
また、通学路に街灯が設置されているかも、子どもの安全を守る上で重要なチェックポイントです。

ベランダ側が更地・駐車場かを確認する

住宅選びの際には、ベランダ側の環境にも着目してください。ベランダ側が更地や駐車場である場合、将来的に新しい建物が建設され、日当たりや景観が悪くなる可能性があります視点を変えれば、隣地の建物が新しい場合は将来の日当たりの変化は起こりづらいと考えていいかもしれませんね。

今現在の状態だけではなく、将来的な環境の変化を見越して慎重に選択することが重要です。


建売の賢い選び方【間取り・設備・デザイン編】

住宅の間取りや設備、デザインは生活の質を左右します。どのようなことに気を付ければよいのか、賢い選び方をご紹介します。

生活動線や収納量を確認する

快適な生活を実現するためには、生活動線と収納量の確認が不可欠です。生活動線は日常の動きやすさに影響し、生活の快適さを大きく左右します。
特に、キッチンでの料理や皿洗い、洗濯のしやすさといった
家事動線の効率性が良いかを考慮しましょう。

収納量は、将来的な物の増加を見越してスペースに余裕があるかをチェックします。趣味の影響やお子様の習い事などの関係で住宅購入時には考えもしなかった物が増え、それを置くスペースが足りなくて困るなんてことはよくある話です。建売住宅では間取りや収納が予め設計されているため、現在のみならず将来の生活スタイルに合うかどうかを慎重に検討することが重要です。

特に収納については多いに越したことはありません。家づくりの後悔ランキングで必ず上位に入ってくるのが「もっと収納が欲しかった」という声です。

一か所に大きな納戸のような収納があるのも便利ですが、「ここにはタオル、ここには掃除機」など、適材適所に小さな収納があるのも便利ですよね。生活する上でどこに何をしまうかを考えながらプラン設計(建売住宅なら内覧)するのも大事です。

日当たりや風通しを確認する

日当たりが良好だと、室内を明るく暖かく保てるうえ、毎日の活力や心地よい起床にもつながります。
風通しは、室内の空気を新鮮に保つことや、特に湿気が多い地域ではカビの発生を抑制する意味でも大切です。

内覧時には、日中だけでなく早朝や夕方の日当たりや風通しの状態も確認すると良いでしょう。実際に住んでみてから暗さや風通しの悪さを感じることも少なくないため注意が必要です。さまざまな時間帯での状況を想像し、疑問があれば営業担当者に質問してみてください。ご近所の方に聞いて「冬は〇時には日が当たらなくなる」などの情報を把握するなどもオススメです。

標準仕様とオプションを確認する

快適な生活に必要な設備を標準仕様で備えているか、オプションで設備の変更や追加が可能かどうかは、建売住宅選びの大きな判断基準になります。建売住宅によっては網戸や照明などの設備が標準でついている物件とついていない物件がありますので、そういった必需品については必ず標準かオプション扱いかを聞いておきましょう。

安価な建売住宅では、標準仕様が最低限に抑えられている傾向があります。生活に必要な設備を確保するためにオプションを視野にいれることになるかもしれません。一方、標準仕様が高いグレードの建売住宅は住宅価格が高くなりがちです。

自分の生活スタイルに合った設備を予算内で選ぶために、標準仕様とオプションについては慎重に確認しましょう
「購入時に設備の一部をオプションにランクアップしたら工事費等でとても高くなってしまった」なんて声もよく耳にします。気になるオプションについては早めに価格を確認しておきましょう。

デザインを確認する

デザインは住宅の印象を大きく左右し、住む人の気分や愛着に深く関わります。
建売住宅の場合デザインが予め決められていますが、シンプルなものが良いのか、ある程度豪華さを感じるものが良いのかなど、自分や家族が気に入るデザインを選べるかどうかが住み心地にも大きく関わってきます。

また、既存の家具を新居でも使用する場合、新しい家のデザインや内装と調和するかどうかを考慮することも大切です


建売の賢い選び方【お金周り編】

ここでは、建売住宅購入における資金計画と資産価値の重要性について解説します。

余裕のある資金計画を立てる

住宅購入時には余裕のある資金計画を立てましょう。資金計画の見通しが甘く、予算がオーバーしてしまうと、預金からの支払いが必要になるリスクがあるためです。

まずは住宅ローンの事前審査を利用し、借入限度額を把握して予算を設定します。ただし、現在の年収や資産だけで借入限度額を決定せず、将来のライフイベントを含めた計画を立てるようにしてください

後のライフプランや子どもの教育費、突発的な出費を考慮した計画も立てておくと、財政的な苦境を回避しやすくなります。「借りられる金額」と「返せる金額」は異なることを念頭に置いておきましょう。

不動産の営業担当者が「借りられますから大丈夫ですよ」ということを強調するケースもありますが、資金計画の組み方はファイナンシャルプランナーなど第三者の意見を聞くことも大切です

 住宅ローン「借りられる金額」と 「返せる金額」は違う!?(参照コラム)

家の資産価値(リセールバリュー)を考える

住宅の資産価値は、将来的に売却した際にどれくらいの価格で売れるかの指標となり、立地条件や家の状態、劣化の度合いに大きく左右されます。

人生では予期せぬ出来事が起こり、病気や転勤などで家を売却する必要が出てくることも考えられます。そのため、購入時から資産価値を意識することが大切です。
例)人口が増加している地域や交通アクセスが良好な地域に位置する家は将来的に資産価値が上昇しやすい

売却の予定がない場合でも、将来の資産価値を見越して建売住宅を選ぶことは、長期的な資金計画やライフプランにおいて重要です。
これにより、将来自分たちや子ども、孫が家を売却する際の懸念や困りごとを減らすことができます。



建売の賢い選び方【その他編】
建売住宅選びにおいて、その他の見落としがちなポイントを紹介します。

アフターフォローサービスにも着目する

建売住宅を選ぶ際、アフターフォローサービスがあるかどうかも確認しましょう。完成物件を購入する場合は、建築途中の状態や土地の詳細を確認することが難しいため、将来的な問題や不具合が発生した際の保証があると安心です。

多くの建売住宅では10年間のアフターフォローが提供されていますが、品質や対応速度はハウスメーカーによってまちまちです。

具体的には、アフターフォローの期間、内容、対象範囲を事前に確認し、必要な修繕が適切に行えるかどうかをチェックしましょう

特にアフターの相談窓口はどこかを確認しておきましょう。販売業者に直接相談するのか、販売業者が委託している別の業者に依頼するのか(委託先と販売業者の連携は問題なく行えているか)等の確認が必要です。住宅は住んでからの方が長いです。いざという時に誰に相談すべきなのか、必ず確認するようにしましょう。

信頼性の高い施工業者を選ぶ

建売住宅の購入にあたり、施工業者の信頼性は極めて重要な項目です。施工業者の過去の実績やトラブルの有無、顧客対応の質は、住宅の品質や安全性、将来的なトラブル対応に直結します。

理想的なのは、豊富な施工実績を持ち、良好な口コミ評価を受け、誠実な顧客対応の履歴がある施工業者です。ホームページや口コミサイト、SNSから情報を収集しましょう。国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」を利用することで、不動産会社が過去に重大なトラブルや処分歴がないかを確認するのもおすすめです。

また、実際にその業者から住宅を購入した知人がいれば、経験談を聞くことも有効です。

 

まとめ

マイホーム購入は人生のなかでも大きな決断です。建売住宅を選ぶ際には、多くの要素を考慮する必要があり、何を基準に選べば良いのか迷うことも多いかもしれません。今回は、建売住宅の賢い選び方について以下の項目に分けて解説しました。

立地面

  1. 公共交通機関までの距離を確認する
  2. 自然災害のリスクを確認する
  3. 周辺の買い物施設を確認する
  4. 学校までの道のりを確認する
  5. 近隣世帯の年齢層を確認する
  6. ベランダ側が更地・駐車場かを確認する

間取り・設備・デザイン面

  1. 生活動線や収納量を確認する
  2. 日当たりや風通しを確認する
  3. 標準仕様とオプションを確認する
  4. デザインを確認する

お金周り

  1. 余裕のある資金計画を立てる
  2. 家の資産価値(リセールバリュー)を考える

その他

  1. アフターフォローサービスにも着目する
  2. 信頼性の高い施工業者を選ぶ

上記で解説したポイントを踏まえることで、不安や焦りを減らして、納得のいくマイホーム選びができるようになるでしょう。

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