ー新築建売 不動産屋のマメ知識ー
☑建売住宅のメリット・デメリットを知りたい
☑建売住宅はどんな方におすすめ?
☑建売住宅は新築の家を比較的リーズナブル
な価格で手に入れられる
☑注文住宅と建売住宅の全国平均購入価格には
約1千万円近くもの開きがある!?
大学卒業後、大手ハウスメーカーに住宅営業として勤務後、2019年に明和住宅へ転職。
大手ハウスメーカーと地元工務店双方を経験しているため、両側の目線での住宅提案が可能。土地も扱う明和住宅において、セミオーダー形式による注文住宅のコストカット提案等、地元工務店ならではの柔軟性を活かした営業活動を行う。
皆さん、こんにちは。
明和住宅スタッフ営業担当の坂本です。
新築の家を購入する際、多くの人が直面するのが「建売住宅」と「注文住宅」の選択です。
建売住宅は完成している状態で購入する物件、注文住宅は自分で設計するオーダーメイドの物件。どちらを選ぶかは、求める生活スタイルや予算などによって変わってきます。
本記事では、建売住宅の購入を考える際に知っておくべきメリットとデメリットを紹介します。建売と注文住宅の違いにも触れ、どちらを選ぶべきか検討するための情報をお伝えします。
→「注文住宅と建売住宅どっちがいいの」※類似コラム参照
✔建売住宅のメリット
建売住宅のメリットには以下が挙げられます。
建売住宅 |
注文住宅(住宅+土地) |
37,190,000円 |
46,941,000円 |
しかし、安価であるからといって決して品質が劣るわけではありません。
建売住宅は、以下のようなコスト削減の結果として販売価格を抑えているのです。
また、建売住宅は土地と建物がセットで価格設定されており、購入総額のイメージがつきやすく資金計画が立てやすいのも利点です。
●内見をしてから購入できる
完成後の住宅を内見し、実際に自分の目で見て触れることができる点も建売住宅のメリットです。
内見では、外観や間取り、内装の質感、日の入り方、周辺環境に至るまで、細部にわたって確認することが可能です。
直接的に自分の目で確認することで、購入後の「イメージと違った!」と後悔してしまうリスクを軽減できます。また、同行する住宅メーカーのスタッフに疑問点や不明点をその場で質問できるので、より納得感を持って契約に進むことができそうです。
●契約から入居までの期間が短い
建売住宅の魅力の一つは、契約から入居までの期間が短い点です。完成している住宅を選ぶため、契約後から1~2ヶ月程度で新居での生活をスタートすることも可能です。
注文住宅のように長い建築期間を待たずに済むため、すぐに新生活を始めたい方、転職や家庭の事情等で急な引越しが必要な方にとっては大きなメリットとなります。
●打ち合わせの手間が少ない
注文住宅の場合、土地を探したり間取りや設計を決める打ち合わせがあるため、ある程度の専門知識をつける必要があります。しかし、すでに完成済みの建売住宅であればそこまで専門的な知識は必要ありません。
打ち合わせに手間や時間を掛けたくないという方も、時間や労力を抑えてスムーズに購入することが可能です。特に小さなお子さまがいて、時間の確保や打ち合わせ中の目配りが難しいというご家庭からは、「手間がかからないのは助かる」といった声が多くあります。
●土地と建物をセットで購入できる
建売住宅では土地と建物をセットで購入できるため、土地を探したり不動産会社と住宅メーカーの間で調整を行う必要がありません。
土地と建物の代金を一本の住宅ローンで賄えるため、金融手続きもシンプルです。
注文住宅では土地と建築の2つに別々のローンが必要になりその分手間が掛かり、また、土地によって仲介手数料や水道引込工事、地盤改良工事など様々な費用が発生し、家づくりの総額が高くなってしまう可能性が高いですが、建売住宅であればですが、その心配もありません。
●住宅ローンの審査がスムーズ
建売住宅は注文住宅と比べて、住宅ローンの審査がスムーズに進みます。
その理由は、建売住宅は価格が予め決まっており、オプション追加による多少の価格変動があっても基本的には価格が明確であるからです。購入プロセスが速やかに進み、新居への引越しを早めることができます!
住宅ローン金利は実行時のものが適用されるため、注文住宅の場合は審査時と物件が完成してからローンを契約する際の金利が異なるといったケースも起こります。住宅ローンの審査から実行までが早く進むことで、そうしたリスクも避けられるでしょう。
●土地がよい物件を見つけやすい
建売住宅は、住宅メーカーが選定した分譲地に建てられるため、交通の便が良く生活環境が整った地域に位置するケースが多いです。住宅メーカーにとって売れ残りは避けたいリスクであり、販売しやすい立地を選んで建てることが多いためです。良い土地は市場に出回る前に確保されてしまうことも多く、個人で同等の土地を探すのは労力と時間がかかります。しかし、建売住宅を選ぶことで立地の良い住居に住めるというメリットがあります。
また、分譲地は街並みも綺麗に整備され、各家の入居するタイミングも近いため、ご近所付き合いが円滑になりやすいというのも利点です!
✔建売住宅のデメリット
続いて、建売住宅のデメリットを見ていきましょう。建売住宅のデメリットは以下のとおりです。
●住宅に個性を出しづらい
建売住宅の多くは、統一の規格・設計で建てられるため、個性を出しにくいというデメリットがあります。
特に分譲地内の建売住宅は、統一感を持たせるために似ているデザインが並ぶことが多く、自分だけの特別な家を求める人には物足りないかもしれません。
また、外観だけでなく内装においても、カスタマイズの選択肢が限定されがちです。
●間取りや設備の自由度が低い
建売住宅は完成済みの家であるため、基本的には購入時に間取りを変更することができません。
購入後のリフォームや改装である程度の変更は可能ですが、その度に追加の費用と時間が掛かってきてしまいます。購入前には内見で間取りをしっかり確認し、設備のオプションについても検討しましょう。
●建築工事に立ち会えない
建売住宅は完成後に購入を検討することになるため、建築工事に立ち会えません。そのため、基礎や壁の内部など、目に見えない部分の品質を直接確認できません。また、地盤の状況や土地の特性に関する情報も、購入前に詳しく知ることが難しい場合があります。これらの不安を解消するためには、信頼できる住宅メーカーを選び、購入前にしっかりと情報を収集して保証内容を確認することが大切です。また、住宅メーカーに依頼して施工記録の写真を見せてもらうことで、安心して家選びを進めることができます。
●土地の選択肢が限られる
建売住宅は、土地の選択肢が限られます。理想の住宅が見つかったとしても、その立地が自分の求める条件とは限りません。しかし前述の通り、住宅メーカーは通常生活に便利な好立地に建築するため、良質な土地に建てられた建売住宅を見つけるチャンスは多いといえます。
建物の品質やデザインだけでなく、周辺環境やアクセスの良さ、日当たりなど、立地に関する多くの要素を慎重に検討し、長期的な満足度を見極めることが大切です。
●人の出入りが多い
建売住宅の見学会、オープンハウスで多くの人が出入りするため、プライバシーやセキュリティへの配慮が必要です。内見時に内装の傷みが生じる可能性もあるため、購入前には住宅メーカーに引き渡し前の状態のチェックや修復の実施状況を確認しましょう。
✔建売住宅と注文住宅のメリット・デメリット一覧
新築の家の購入を検討する際には、多くの人が建売住宅か、注文住宅かの選択に直面するでしょう。
下表は、これまで紹介した内容をもとに、建売住宅・注文住宅それぞれのメリットとデメリットをまとめたものです。
いずれにしても、住宅は人生のなかでも非常に大きな買い物であり、長期にわたる生活の場を決める選択であるため、決断は簡単ではないでしょう。現在の生活スタイルや将来の計画、予算のバランスを総合的に考慮することが重要です。
✔まとめ
建売住宅は早期入居が可能であり、新築の家を比較的リーズナブルな価格で手に入れられるという魅力がある一方、デザインや間取りの自由度には限りがあります。
こうしたメリットとデメリットを踏まえた上で、建売住宅は次のような方に特におすすめです。
■建売住宅はこんな方におすすめ!
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